メガバスプロスタッフ・杉村和哉による「夏のオススメルアー」
2015.8.11
琵琶湖でガイドを行っているメガバスプロスタッフ・杉村和哉が
琵琶湖に特化した夏のオススメルアーを紹介。
<<夏のおすすめアイテム>>
使い方としては、キャストして3秒ポーズ、そのあとに4、5回ポップ音を奏でさせて3秒ポーズ、と言ったところ。
広大な琵琶湖において、POP-MAXが持つ大きなポップ音がバスにルアーの位置を気付かせ、食性に訴えかける僕もガイドで愛用しているポッパーです。
また、今月から発売されたアバロンプレートモデルは、これらの要素に明滅効果をより高めたモデル。さらなるアピールを発揮するアーです!
>>>POPMAXをチェック!
僕が愛してやまない偏平ボディのスゴいヤツ。
この大きすぎず小さ過ぎないボディがカバーやマットエリアのバスに対して口を使わせ易い。
僕の場合、1/2~1.5ozのヘビー直リグで使用することが多いが、濃いマットの中でも硬柔らかい絶妙~なマテリアルがスナッグレス性能も良くフッキングの妨げになりません。
>>>ドンパス(DONG-PATH)をチェック!
どうも!自称日本一ポニーガボットを使う男スギムラです。
ヒシモや浮草の上を引くのはもちろんのこと、リーズ前ではラインスラッグをうまく利用して180℃テーブルターン(トゥイッチングフロッグ)をキメてくれる。
バスの活性が低くノリが悪いときや野池などにはポニーガボットJr.がオススメ!
ポニーガボットと同じウエイトで尚且つコンパクトです。
>>>ポニーガボット(PONY GABOT)をチェック!
定番の4inchは琵琶湖においてツレツレワームだけれど、6inchは琵琶湖の夏の代表的な釣りであるカナダモドーム撃ちにベストマッチ。
1/2~3/4ozの直リグをカナダモの濃さによって使い分け、カナダモドームの中のバスに触手でアピールします。
針持ちが良いのでカナダモドーム撃ちでもストレスレスなワームです。
>>>ボビットワーム(BOBBIT WORM) 6inchをチェック
小森嗣彦プロのシーズナルチョイス・春編
2015.7.7
春になると水温の上昇とともにバスは冬の寒さを凌いだ水深のあるところから、浅いところへと上がってきます。体力があって比較的浅いところで冬を越したバスも、暖かくなれば姿が見えるような、さらに浅いところに現れます。
これは産卵という一大イベントがこの後に控えているのももちろんですが、水の中は浅いところから太陽の陽射しによって水温が上がっていくため、そこにプランクトンが多くなり、エサが多くなるからでもあります。バスはシャローでしっかりエサを食べ、スポーニングへと向かいます。早い時期は寒の戻りで冷えたりすると、またレンジを少し下げたりもします。
それでは春という大きなくくりを3月から4月初旬の早春、5月に入るまでの桜の時期に分けて攻略法を解説します。
まずは早春。湖により誤差はありますが、4月初旬までの水温が9~12℃のとき。この時期強烈に強い釣りはジャークベイトとクランクベイトです。水生昆虫や甲殻類の少ないこの時期はバスはベイトフィッシュを意識した横の動きに反応します。サスペンド傾向を感じたらジャークベイトで誘い出したり、シャッドの速巻きでリアクションさせたり、サスペンドバイブレーションなども効果的です。少し濁りが入ったり、バスがボトムを意識していると感じたり、活性が上がるような暖かくローライトのときはクランクベイトで狙います。
狙うポイントは見えるか見えないかといったシャローから一段下がるようにブレイクが入るところや、ボトムが固いかけ上がりなどです。河川などはリップラップやテトラが入っているところ、野池は堰堤がそういうところです。
桜の咲く頃になると水温も常時12~14℃を越えるようになり、スポーニングが始まります。この時期、見えてるところでゆっくり泳いでる魚は産卵活動をしているので、狙うのはあまり気持ちのいいものではありません。早春に狙ったような魚も次々と上がってきますので、それをシャロークランクで狙うのもいいですが、このタイミングではビッグベイトが面白くなります。狙うのはアフタースポーンのデカイ♀。そういった魚はカバーや浅いストラクチャーに隠れて休んでいますので、アイスラをストラクチャータイトに通してやると反応します。アイスラが通せないような超シャローな潜んでいるバスは、私はDOG-Xで狙うこともあります。産卵を終えるとすぐに深めのポジションに移るバスもいますし、水温が深いところも上がってくるので、湖によっては深いところにエサがいればディープクランクでもいい釣りができることもあります。
≪春のオススメルアーチョイス ≫
■CYCLONE
多くのクランクベイトはリップがストラクチャーなどに当たると、それを回避するかのように跳ねます。その動きがリアクションバイトを誘ったりするのですが、ときにはボトムから離れてしまうと食わないこともあります。 CYCLONEはストラクチャーに絡み付くような泳ぎをします。ボトムなら這うようなアクションです。 濁りが少し入り、バスがストラクチャーやボトムタイトになったとき、あるいはバスが食してるものがボトムやストラクチャータイトなときに有効なクランクベイトです。春はMR-Xがおすすめです。
MR-X CYCLONEの詳細はこちら
SR-X CYCLONEの詳細はこちら
■DEEP-X
ブリブリと動くクランクベイトではなく、シャッドルックな少し波動の弱いクランクベイトです。どこへ行っても釣れる万能なルアーです。100は水深1.2~2mのボトムやストラクチャーを狙って、200は春に使うなら中層。ベイトの層を直撃ただ巻きが効きます。
DEEP-X100の詳細はこちら
DEEP-X200Tの詳細はこちら
■SHADING-X
微波動を出しながら泳ぐSHADING-Xは秋口から春先にバスがもっともよく補食する弱ったベイトフィッシュの動きそのものです。使い方はある程度のスピードでリトリーブ。バイトらしきものを感じてのらないようであればステイを入れても効果的です。55、オリジナル、75、ディープは使うレンジで使い分けます。狙うポイントのボトムを少し切るくらいで使うのがポイントです。
SHADING-Xの詳細はこちら
SHADING-X 55の詳細はこちら
SHADING-X 75の詳細はこちら
小森嗣彦プロのシーズナルチョイス・梅雨編
2015.7.7
梅雨の時期は、水温が上がりにくく、水中の酸素も多いため、バスは活発に様々なレンジでエサを追う。
ワカサギレイクでは、まださほど大きくないワカサギがミドルディープで群れをなしており、それにバスが着き始める。
ギルの多いところではギルのスポーニングベッドで大型のバスがそれを追い、オイカワを追うバスはシャローフラットを意識し、川ではアユが遡上し始めそれを追う。
雨の多い時期なので水位が高い場合が多く、冠水したカバーではフロッグの釣りも有効になり、まさにバスフィッシングのシーズンといえよう。
梅雨が明けると一転、水温が急上昇し、湖は酸素の少ない状態となり、バスの動きは少し変わる。
水面付近でこの時期に多くなる昆虫を食べる個体も多くなるし、岩盤や立木などで休みながらベイトを待つ個体も多くなる。
酸素の多いシャローエリアのみでボイルが見られたり、流入河川などに流れを求めて入ってくる場合もある。
にわか雨などで急きょ発生したインレットでは沢蟹やカエル、ミミズなどが流れてくるのでそういったところに集まることも多い。
≪おすすめルアー≫
○FLYING-X
水面直下でエサを追うのに備えているバスにスピードでスイッチを入れるルアー。ロッドを小刻みに揺らしながら少し早目のリーリングで誘う。ねらい目は水面直下にざわめくベイトの群れを発見できたときや、ボイルが同じ場所で起こるようなところ。
FLYING-Xシリーズ
○Baby X-PLOSE
物陰に隠れてベイトを待つバスにスイッチを入れるI字プロップルアー。使い方はスローにただ巻き。使い分けは水面が静かな時、クリアウオーター、縦ストラクチャー回りなど。
BABY X-PLOSEシリーズ
○PONY GABOT Jr.
冠水した植物やカバーの奥にはフロッグが有効な時期。テキサスリグなどでボトムを取ってしまうと出にくいバスも多い。カバー奥に入れてステイ。2アクションくらい左右に首を振らせてステイ。カバーの奥で何かに引っかかったらそこでシェイクといった使い方が有効。
PONY GABOT Jr.シリーズ
○SIGLETT
うだるような暑さの中でもバスに食欲を与えるまさにセミそのもの。基本は水面に落として魚が寄ってくるのを待つ。よってきた魚が見切ろうとする直前に一点波動をおこすシェイクをするのが一番釣れる使い方。ベイトの少ない野池では圧倒的に実績がある。
SIGLETTシリーズ
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