はじめてのソルトウォーターフィッシング・青物 | Megabass - メガバス オンラインショップ

ターゲット魚種別に解説

青物の釣り方

青物の釣り方

青物とは

青物とはサバ、カツオ、ブリなど背の青みがかった魚の総称です。常に回遊しているので遊泳力が強く、引きも非常に強烈なことからルアーフィッシングのターゲットとして人気があります。食味も良いため、魚種によってはスーパーや魚屋さんでも見かける機会も多いのではないでしょうか。
基本的に数十匹~数百匹という単位の群れで活動し、エサとなる小魚を見つけると水面に追い詰めて狂ったように捕食行動をとります。この時、小魚達が逃げ場を失い水面をバシャバシャと騒ぎ立てることを「ナブラ」と言い、このナブラ発生時は釣り人にとって青物を釣り上げる大チャンスです。ナブラの下では多くの青物が小魚を狙っているわけですから、小魚に似せたルアーを投げれば高確率で釣ることができます。
ただし、当然ながら群れがいなければ全く釣れないので、そんな気まぐれな一面があるのも青物の魅力と言えるでしょう。

青物が釣れる場所

青物はエサとなる小魚を追って常に回遊しています。そのため小魚が豊富な場所であれば、あらゆる釣り場がポイントとなります。その中でも特に釣りやすいのが、青物が回遊する外洋に面した堤防やサーフ、磯場など潮通しが良い釣り場です。それぞれに異なる特徴がありますので以下で紹介します。

堤防

外洋からの波浪を防ぐために漁港などに設置された防波堤は、様々な生き物が寄り付くポイントです。エサとなる小魚を求めて青物も集まってきますので、防波堤は青物狙いのショアジギングでも一級ポイントと言えます。青物狙いでは群れが入ってきたタイミングが勝負なので、群れがいない時間帯は根魚狙いのライトゲームなどに切り替えられるよう、他のターゲットも狙えるタックルもあると良いでしょう。また、足場の高い堤防では万が一の大物に備えて柄の長いランディングネット(網)があると安心です。

サーフ

サーフ(砂浜)は水深の浅い場合が多く、青物がベイトフィッシュを追い込みやすい好ポイントとなります。特に河口が隣接するようなサーフはプランクトンが豊富で小魚が集まりやすく、青物の回遊があればナブラが頻繁に発生することもあります。また、海流がぶつかって発生する沖の潮目も狙い目なので、ルアーをなるべく遠くに飛ばせるよう遠投性能を重視したタックルを用意しましょう。ベイトフィッシュを追ってサーフに入ってくる青物は活性も高く、タイミングさえ合えば好釣果が期待できるでしょう。

磯場

岩礁で構成された磯場は地形変化に富んでおり、干潮時には干上がってしまうような浅場から20m以上の水深があるところまで様々。漁港や堤防にはない自然が作り出した青物の住処と言えます。特に海藻が生えるような場所ではベイトも多く生息し、潮通しも良いため青物が好んで回遊する好ポイントです。また、漁港やサーフと比べて釣り人が少ないため、ルアーにスレていない魚が多いのも特徴です。ただし非常に足場が悪く、海が荒れた場合は危険が伴う可能性もあるので注意が必要です。

青物が釣れる時間帯

青物が最もよく釣れるのはエサとなる小魚の活性が高まる朝夕の時間帯です。この時間は青物が積極的に捕食行動を起こすのでナブラも発生しやすく、ルアーへの反応も良いのでタイミングが合えば爆釣の可能性もあります。

朝マズメとも言われる早朝は青物のエサとなる小魚の活性も上がり、1日のうちでも釣れる可能性が高い時間帯です。ナブラも発生しやすく、タイミングさえ合えば好釣果が期待できます。遠投が基本となる青物狙いのショアジギングですが、この朝マズメは小魚が岸近くに寄りやすく、驚くほど近距離でもナブラが発生することもあります。大物がヒットする可能性もあるので、青物の強烈な引きに負けないタックルで勝負しましょう。

日中

日中はエサとなる小魚の活性が落ち着き、青物の捕食頻度も下がるので釣りづらい時間帯です。小魚の動きに左右されるので可能性がないわけではありませんが、沖の深場に移動してしまったりもするので、岸から青物の回遊コースに届かないことも多くなります。日が傾く夕方は再び小魚の動きが活発になり青物の活性も上がるので、夕マズメのチャンスタイムに備えて休憩したり、ポイント探しの時間に充てたりするのも良いでしょう。

夜は基本的に青物が釣れない時間帯です。というのも青物は目があまり良くなく、エサとなる小魚を見つけられないため、夜に捕食行動をとることが少ないからです。また、岸からでは届かないような沖合を回遊している場合も多く、釣りにならないという表現が適切かもしれません。もちろん100%釣れないとは言い切れませんが、夜は他のターゲットを狙う時間と考えた方が良いでしょう。

青物オススメタックル

青物 ロッド

強烈な引きが特徴の青物ですが、初心者が狙いやすいイナダ(ブリの幼魚)やサバ、ソウダガツオなどは硬めのシーバスロッドでも釣ることができます。いわゆるライトショアジギングと呼ばれるこの釣りでは、扱うルアーも20~30gと比較的軽めのものがメインとなるので、シーバスロッドでもルアーのキャストや操作が容易だからです。遠投に必要な長さを備え、万が一の大物にも対応できるパワーのあるシーバスロッドが特におすすめです。

ITEM PICK UP

青物 リール

青物狙いにはPEラインの1~1.5号を150~200mほど巻けるリールが適しています。青物はヒットすると一気に走り出しロッドを絞り込むので、ドラグ性能の高いリールがおすすめです。また、リーダーには太めのフロロカーボンラインを用意しましょう。適合する強度は狙う魚のサイズによっても変わりますが、イナダやサバを狙う場合でも最低20LB(ポンド)は必要です。リーダーの長さは通常1mほどあれば十分ですが、磯場など根がきついポイントではファイト中の根ズレによるラインブレイクの可能性が高まるので、それよりも20~30cmほど長めにしておくと安心です。せっかく掛かった魚を逃がさぬよう、ラインが傷ついていないか、リーダーの結束が緩んでいないかなどのチェックも怠らないようにしましょう。

青物 ルアー

青物 ミノープラグ ルアー

ミノープラグ

120mm~140mm 程度のルアーサイズを基本として小魚を模した形状で、万能的に使えるアイテムのひとつと言えます。あごの部分にリップと呼ばれるパーツがついており、この部分の形状や大きさでアクションや潜る深さが異なってきます。青物が捕食しているベイトフィッシュの種類や大きさに合わせてサイズを選ぶのが基本で、フローティング(浮くタイプ)とシンキング(沈むタイプ)があります。その日の釣り場の状況に合わせて使い分けるのが良いでしょう。

青物 ミノープラグ ルアーをもっと見る

青物 メタルジグ・スピンテールジグ ルアー

メタルジグ・スピンテールジグ

メタルジグはボディ全体が金属で構成されており、どのルアーよりも圧倒的に飛距離が出るのが特徴です。重さによっては100 メートル以上も飛ばすことが可能で、沖にいるターゲットにアプローチする事ができます。
スピンテールジグは、バイブレーションに似た形状の金属製のボディにブレードと呼ばれる金属製のパーツがついたルアーです。ただ巻きでブレードが回転し、これによる光の乱反射(フラッシング)で広範囲の魚にアピールすることができます。メタルジグと同じく遠投が可能な上に水深を問わず使うことができるサーチ能力の高さが魅力で、魚の居場所が特定しづらい時にも有効なルアーです。青物以外の魚種にも効果があるので、ヒラメやマゴチ、シーバスなどがヒットすることもあります。

青物 メタルジグ・スピンテールジグ ルアーをもっと見る

あると便利なアイテム

アパレル・ギア人気ランキング

アパレル・ギアをもっと見る