- インプレッション機種
- DESTROYER LAIHA F5.1/2-70XL
- LAIHAを使用してみて全体的な印象(使用感)
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まず軽い、 そしてバランスが良い。
今までのロッドにあった先重りを感じない。そして高感度。
ARMSゴーテンのようなダイレクトな感度では無く、反響空間を利用して増幅させているかのような反復性の感度を感じた。
実釣感度としてどこまで効果があるのかは、使い込んで確認してみたいと思います。
ただ、スレッディングにこだわりが有るようですが、糸止め剤の塗布量や塗り方に雑な所が有りますので、せっかくなので量産品では改善希望です。 - ブランクスの感度やトルク感
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低負荷時ではティップ~ベリーにトルク感は薄い。
敢えて魚に違和感を与えないようなセッティングとなっているようだが、魚に主導権を与えない、または短時間で思い通りに魚をいなす為にはティップ~ベリーにかけてのトルク感がやや足りない。
高比重ワームのノーシンカーやライトテキサスには良いが、抵抗の大きいホッグ系ワームのテキサスや、1/4oz以上のラバージグではティップが入り過ぎる。
フルベントさせた時にパワーやトルクが出ているのは当たり前の事なので、もう少しティップ~ベリーにかけて曲がり始めから全体的にトルク(張りと言う方が正しいか?)が欲しい。
高トルク=曲がらない竿では無く、よく曲がるものの粘って魚を浮かせるロッドが理想的。
現状敢えてこの特性を利用して、巻物に使うとかなり使いやすい。
野池で一本のヘビーバーサタイルロッドとしては非常に完成度が高いと思う。 - ガイドセッティング
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マイクロガイドには賛否両論あるかと思うが、個人的には実用上の問題は無いと感じる。
表記MAXの22lbラインを使ってフルフッキングした際に飛ばないかメンタル的には心配になるが、ラインの通り具合は問題無い。
欲を言えば、フルベント時にブランクスタッチしてしまうのはあまり好みでは無い。
スパイラルセッティングにしてみてはいかがでしょうか。
また、せっかくダイワと繋がりがあったようなので、AGSを使うと言う選択は出来ないものでしょうか。
デストロイヤーの通常モデルとカーボンヘッドモデルのように、フジの金属ガイドとAGSで2パターン価格違いであっても面白いですよね。 - グリップの位置や長さ
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リアグリップは汎用性を高めるためにも、あと1inch長くても良い。
最近のジャパニーズバスロッドは、 取り回し重視なのかカタログスペック重視なのか、リアグリップが短めな物が多い気がする。
グリップのサイズ感は、1フィンガー時に手にすっぽり収まり絶妙なサイズ感で気に入っている。
大きすぎず必要最低限で、かつコルクを使っているので手に馴染む。
問題なのはフォアグリップが無い事。
このロッドでそう言った使い方をするかは別として、カバー打ちの最中からのフルフッキングや、魚を秒でぶち抜くにあたってフォアグリップは必需品である。
これは近年バスロッド全てに言える事。
理想は初代トマホークのようなコルクのロングフォアグリップが欲しい。 - その他自由回答欄
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まず初めに、私はメガバス製品が好きです。
メガバスロッドだけでも、デストロイヤーはもちろん、エヴォルジオン、ヘッジホッグ、 オロチヒュージコンタクト、 ヒューガ、ダイレクツ、 ARMS complete、 ARMS challenge、 ARMS SUPER LEGGERA、 ITO SPECIALE、ヘリテージ、 パガーニバンブー、パガーニトラウト、一風竿等々色々使ってきました。
だからこそ、良い所ばかりでは無く、悪い所も見つける必要が有ると思っています。
また、他社メーカーのロッドも使います。 でないと、総合的な評価なんて不可能だからです。
メガバスロッドしか知らない人が、 何を根拠にメガバスロッドは良いと言っているのか、 不思議でなりません。
(メガバスロッドが悪いと言っている訳では断じてありません、念の為......。)
バスフィッシングだけで無く、トラウトやソルトウォーター(ショア?オフショアも少々)での釣り、延べ竿を使ったへら釣りや鮎の友釣り、 ワカサギ釣りもやらせて頂きますので、 他の釣りを経験したからこそバスロッドにはどんな特性が必要なのかを改めて感じる事が出来ました。
そこで今回のライハに関してですが、次期デストロイヤークラス(実売3~4万円代)のプロトとしてはこれ以上無いくらいに良いと思います。
しかし、仮にそれより1ランク上(実売4~5万円台)のロッドのプロトとなると話しは別で、もっとトルク感(全体的な張り?)が欲しくなります。
1機種しか使っていないので総合的な評価は出来ませんが、本場アメリカ製のブランクスのように、ライトクラスのロッドでも不思議と魚が浮いてくる感覚になる国内向けブランクスは正直殆ど有りません。
今回のライハも、柔よく剛を制す素晴らしいブランクスだと思うのですが、ここぞと言う時に確実にバスを仕留める為、そしてファイト中の絶対の安心感をもたらす為に、もう少し曲がり始めからも粘りの出るようなセッティングにして欲しいです。
とは言えあまりに張りが強すぎても、バイトを弾きかねませんので、ティップは入りつつも一定のトルク感は残ると言う、そこは難しいところなのですが。
メガバスさんの技術力を信頼しているからこそ、そして、更なる良いロッドを世に生み出してくれると言う確信からの辛口評価となりました。
ちなみに、なんだかんだで様々なメガバスロッドや他社ロッドを使ってみて、総合的に個人的ベストなバスロッドは、ARMS challenge A5105Xなのですが。
時代に逆行するようなゴーテン番手では有りますが、確実にコアなファンは居ます。
SUPER LEGGERAの時のように限定でも良いので、これからも作り続けて頂きたい番手です。
スペックはMAX1[oz]に戻して欲しいところではございますけど。
以上になります、長文乱文失礼致しました。
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