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フィールドスタッフ 加藤光一による釣行記!~イナッコボイルの攻略メソッド!!

2019.9.12

フィールドスタッフ 加藤光一による釣行記!


みなさんこんにちは。
東京湾奥エリアの加藤です。

今回は、イナッコの群れに付いたシーバスの攻略法を紹介します。

水面を覆いつくすイナッコを、激しく追い回すシーバスの捕食場面に遭遇すると迷わずルアーをキャストしたくなるのがアングラーの性ですね。

しかし多くの場合、目の前に高活性な無数のシーバスが居るにも関わらず1バイトも引き出せないまま敗北感と共に帰宅なんて経験も少なくないはず。

そんな難攻不落とも云われる、シーバスのイナッコボイルでバイトを引き出す為のルアーとメソッドを紹介します。

大きく別けると攻略方は2通り。

1つ目はイナッコの群れの動きに同調させるメソッドです。
2つ目はイナッコの群れやレンジから外した所にアプローチして、イナッコを追い掛ける前のシーバスをリアクション気味に狙うメソッドです。

先ず、イナッコと同調させるメソッドですが、表層をピチャピチャとユックリと移動しているイナッコの進行方向と出来るだけ同じ方向にルアーを泳がせてやります。

ルアーはX-80SW LBO Shalow

狙いのレンジはイナッコの泳層よりも少し下を、ルアーの波動が出るか出ないかの速度でリトリーブします。
イナッコの群れの動きに同調させつつ、レンジを僅かに下げる事でシーバスに静かにアピールしてください。

フィールドスタッフ 加藤光一による釣行記!


《X-80SW LBO Shalow》

基本はただ巻きですが、時々リトリーブ速度を一瞬強めたり弱めたりしてルアーが僅かにフラつく程度の変化も有効です。

フィールドスタッフ 加藤光一による釣行記!


《X-80SW LBO Shalow》

次に、水面をワシャワシャザワザワと追いかけられているイナッコ達に同調させるメソッドです。

ここで活躍してくれるのがX-WAVE SWです。

スローに引くとシンペンに近い動きですが、速度を上げるとS字軌道を描きながら僅かにバイブレーションするルアーです。

チャンスは、イナッコがアングラー側に向かって追われている時です。

シーバスの追い込み方向を見極めて、自分の方に向かって追われている水面のザワつきに向かってキャストします。

そのままリトリーブを開始して逃げているイナッコの集団と速度を同調させる様に引いてきます。

レンジはイナッコの群れの少し下。

ロッドの角度でレンジを調整してください。
コツコツとイナッコに当たらないレンジです。

基本はただ巻きですが一瞬リトリーブを止めたり、ロッドを送り込んでルアーをフラつかせたり、スッと落として再びリトリーブを行うのもバイトを誘発するアクションになります。

フィールドスタッフ 加藤光一による釣行記!


《X-WAVE SW》

ザワザワザワザワ…バンッ!!
ワシャワシャワシャワシャ…バンッ!!

水面が沸き立つ様なイナッコボイルの渦中で激しいバイトを引き出せるメソッドはなかなかエキサイティングです。

フィールドスタッフ 加藤光一による釣行記!


《X-WAVE SW》

X-WAVE SWが手に入り難い時はバス用のX-WAVEのフックをシーバス用に交換したモノでも十分対応できます。

レンジ、S字軌道、微弱バイブレーションの三拍子揃った、X-WAVEを是非試してみてください。

次に、イナッコの群れやレンジを外したアプローチのリアクションメソッドです。

使用ルアーはX-80Jr.SW

現在、7~8cmに成長しているイナッコと比べるとサイズ的には少し小さいルアーですが、波動やラトル音、トリッキーなダートアクションでバイトを誘発できるのがこのX-80Jr.SWです。

狙い所は、水面にイナッコの存在が確認できる所から少し外れた場所や明暗の境、壁際等です。

ただ巻きでも十分釣れますが、ジャークやトゥイッチさせた直後にラインテンションを抜いてフワリと浮遊さると、ドンッと深いバイトが出ます!

フィールドスタッフ 加藤光一による釣行記!


《X-80Jr.SW》

壁際や明暗では少し沈めて弱めのジャーク&フォールや早巻き、明暗を抜ける際にタンタンッとトゥイッチを入れて2~3秒止めるのも有効です。

フィールドスタッフ 加藤光一による釣行記!


《X-80Jr.SW》

個人的には、X-80Jr.SWはイナッコ着きシーバスに効きすぎるので逆に僕は封印してしまうほどの釣力を持ったルアーです。

またワンテンJr.SWのリアクションメソッドも攻めの一手に試してみてください。

ルアーのサイズは95mmとイナッコよりも大きいのですが、ルアーの特性を活かしたアプローチでシーバスの捕食スイッチを一気に高める事ができます。

ただ巻きでは比較的浅いレンジをトレースすることが出来るワンテンJr.SWですが、シンキングなので着水後にウエイトを戻さなければ垂直にスーッと沈下していきます(ラインはフリーにして沈める)

ポイントにもよりますが、この夜は2m以上ウエイトを戻さずに沈め、強めの巻き始めでウエイトを戻し、グリグリッと巻いた直後にタンタンッとトゥイッチを入れた直後にドンッとバイトがありました。

フィールドスタッフ 加藤光一による釣行記!


《ONETEN Jr. SW》

ワンテンJr.SWはウエイトを戻さなければ沈めやすく、リトリーブを開始すると設定レンジに戻ろうとしっかり泳ぎながら上昇軌道に入ります。

その際に、ワンテンシリーズに継承される秀逸なダートアクションをショートジャークやトゥイッチを駆使して発動させることでシーバスのバイトを誘発出来るのです。

Megabassのルアー達で、難易度高目のイナッコボイルを是非攻略してみてくださいね。

[fimoブログより]



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