シャローの主軸となり、激戦区を制する切り札!「KAGELOU(カゲロウ) 124F」
2018.5.8
「KAGELOU(カゲロウ) 124F」は、ランカーハンター久保田剛之プロデュースによるシーバス用シャローランナー。その久保田氏が、自らの釣りのベースとなる1本を求めてメガバスとタッグを組んだルアーである。今回はKAGELOU(カゲロウ)開発におけるコンセプトおよび特徴について追及した。
■開発コンセプト:激戦区を制する久保田氏が目指したのは「シャローの主軸となるルアー」
首都圏に近く、シーバスアングラー憧れの一級フィールドであると同時に、フィッシングプレッシャーも最大級に高い湘南をホームグラウンドとする久保田氏。そんな激戦区で久保田氏が掲げたコンセプトはパイロットルアーにもなり、渋い状況下では魚にしっかりと口を使わせる切り札にもなる、いわば“スレ切ったシーバスをしっかり獲っていけるルアー”だ。もちろん、その効果は全国各地の釣り場で実証済みである。
▼KAGELOU(カゲロウ) 124F:Main Specification
●Length/ 124mm
●Weight/ 22g
●Type/Floating
●LBO II (PAT.P)搭載/従来のLBOよりシャフトレス化させ、更なる重心移動効率の向上とウエイトの低重心化。飛距離の向上と泳ぎ出しの向上を実現。
■圧倒的釣果の裏にある ”5つ” のポイント
①得意なレンジは水面直下 [ 潜行深度は水面から30cm以内 ]
シャローランナーの主軸となるべく開発されたKAGELOU(カゲロウ)。そのため潜行深度は水面から30cm以内を想定した。標準的なシーバスタックルを使用した場合は速く引いてもMAX20cm程度をキープ。既存ミノーのMARINE GANG(マリンギャング)であれば1m~1.4mを潜るのが一般的だ。KAGELOU(カゲロウ)と比較すると、いかに浅く潜っているか差は明瞭である。また、久保田氏はそれだけでなく、「根掛かり多発地帯の浅場で結果を出すには、浮力の強いボディが理想。いくら潜行深度が浅くても、着水時に水中にダイブしてしまうのはNGですね。」と、ハイフロートであることも開発の条件に挙げた。
②新開発の重心移動機構LBOⅡを搭載! [ 高いキャスタビリティを実現 ]
飛びと泳ぎ、どちらかひとつを取るなら“泳ぎ”だが、KAGELOU(カゲロウ)は新開発の重心移動機構LBOⅡを搭載することで、泳ぎを損なうことなく異次元の飛距離と動き出しの速さを実現。フローティングミノーが浮いていられるギリギリまでウェイトを入れれば理想の泳ぎが出なくなる、しかしサーフやリバーのシーバスゲームにおいては、飛距離もポイントとして挙げたい。KAGELOU(カゲロウ)は、そんな悩ましいアングラーの望みを解決してみせた。また重点が一点に集約されることで飛行姿勢が安定。キャスティング精度の向上という副産物も生み出している。
③強い波動と水押しでシーバスの側線を刺激し引き寄せる [ 大きく開いたダーターカップ ]
KAGELOU(カゲロウ)の特徴である、大きく開いたダーターカップが水流を左右に分け、強い波動と水押しでシーバスの側線を刺激し引き寄せる。また、LBOⅡの利点を活かし、着水地点からすぐに、シーバスの捕食対象としてのアクションを開始。しかし、泳ぎそのものは微細だ。ロールアクションを主体とした泳ぎで、近づいてきたシーバスに対してナチュラルにアピール。「広く探るパイロット的な使い方」と「喰わせの切り札的な使い方」、どちらにも対応できるのはこのためだ。
④初心者からベテランまで満足できるラインナップ [ 必要なカラーパターンをまんべんなく網羅 ]
KAGELOU(カゲロウ)はあくまでも実戦重視のカラーラインナップ。ホログラム仕様のリアル系からクリア系まで、必要なカラーパターンがまんべんなく網羅されているため、濁りの濃度や周囲のプレッシャーでそれらを使い分けることができる。「カラーについては初心者からベテランまで満足できるラインナップになったのではないでしょうか」と久保田氏は語った。この充実したカラーラインナップには、誰もが納得するだろう。
⑤水流の変化を自動的に対応 [ 喰わせのタイミングをオートマチックに演出 ]
オートマチックに喰わせの「間」を演出するのもKAGELOU(カゲロウ)の優位性。微細なロールで泳ぎながらも、潮のヨレや流れの変化を受けると自然にバランスを崩す。本来これは、エキスパートが自らピンポイントを感じ取って加えていた動作であるが、KAGELOU(カゲロウ)はそれを自動的にやってのける。またルアーを通して伝わる変化も感じやすいため、さらなるワンアクションを加えてバイトを誘うことも可能なのだ。ウェイトより動きを優先したことによる効果が、ここにも現れている。
■KAGELOU(カゲロウ)をピックアップするタイミングとは
シーバスを引き寄せる力が強く、食わせやすいスリムなシェイプは小型ベイトパターンにもマッチするため、条件を選ばないKAGELOU(カゲロウ)。出しどころ、というと”ほぼすべて”と言っても過言ではない。とくに、水深が浅く根掛かりが気になるポイントでは、KAGELOU(カゲロウ)の独壇場になることも多いだろう。反対にシーバスのレンジが深い時や濁りが入った時のように、より強い動きが求められるシーンでは、MARINE GANG(マリンギャング)をはじめとした通常のミノープラグが効果的。KAGELOU(カゲロウ)を軸にレンジと動きを探ることで、さらなる釣果が望めるはずだ。
■久保田氏による商品説明&実釣動画
アクティブに釣行を重ね、ブログや動画を通して頻繁に情報を発信している久保田氏。KAGELOU(カゲロウ)を使用したフィッシングも数多いため、ぜひ参考にしてほしい。
>>>[メガバス公式サイト『DIG UP THE MEGABASS』より]
KAGELOU(カゲロウ) 124F LINE UP
久保田氏オススメ!釣場に合わせてMARINE GANG(マリンギャング)との併用も◎
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